福岡で病気平癒を願うなら、古くから人々の祈りを受け止めてきた神社を訪ねるのがおすすめです。筑後国一宮の高良大社(こうらたいしゃ)や、長寿の霊泉が湧く櫛田神社(くしだじんじゃ)など、無病息災・延命長寿の信仰を伝える社が県内各地にあります。

この記事では、福岡で病気平癒・健康を願える神社を8社ご紹介します。由緒や境内の見どころに加えて、ご祈願の受付時間・アクセス・お守り情報までまとめました。
自分自身のため、そして大切な人の回復を願う参拝先を選ぶ参考にしてくださいね。

福岡の病気平癒神社おすすめ8選

神社名 ちゅうもく度
和布刈神社 A
足立山妙見宮 御祖神社 A
八坂神社(小倉祇園) A
水天宮(総本宮) A
太宰府天満宮 S
高良大社 S
櫛田神社 A
多賀神社 B
※この記事は、記事作成時点の「ちゅうもく度」をもとに作成しているため、最新の情報と異なる場合があります。「ちゅうもく度」は、神社への注目・関心の高さをユーザーの行動をもとに可視化した指標です。

和布刈神社(北九州市)

海峡の気を感じて健やか祈願

門司区の関門海峡を望む「和布刈神社(めかりじんじゃ)」は、瀬織津姫(せおりつひめ)をお祀りし、古くから海と潮の恵みを見守ってきた由緒ある神社です。和布刈神事で刈り取る和布(わかめ)に「万病に効く」と伝えられてきた話があり、病気平癒を願う参拝先としても注目したい一社なんです。

授与品では、病気平癒・無病息災など断ち切りたい願いがある場合におすすめな「干珠(かんじゅ)御守」や、健康や安定を願う「土」の木札が納められている「五行(ごぎょう)御守」もあります。健康祈願は予約制で丁寧に受けられるので、しっかり祈りたい方にもぴったりですよね。

福岡で病気平癒の神社巡りをするなら、景色もたっぷり楽しめるこの場所はぜひ候補にしてくださいね。

旧暦元旦の和布刈神事と、海峡を望む境内

毎年旧暦の元旦に行われる「和布刈神事(めかりしんじ)」は、干潮の午前2時30分から4時頃にかけて、神職がワカメを刈り取って神前に供える古い神事です。1958年に福岡県の無形民俗文化財に指定されました。
御祭神の瀬織津姫は潮の満ち引きを司る神とされ、海峡の守護神として仰がれてきた社。境内は関門橋のたもとにあり、対岸を望む眺めそのものが心を整えてくれます。

和布刈神社

住所 福岡県北九州市門司区門司3492
アクセス JR門司港駅から徒歩約25分/西鉄バス74系統「和布刈神社前」下車すぐ/車は門司港ICから約5分、境内駐車場あり
営業時間 9:30〜16:00(祈願受付)
電話番号 093-321-0749

足立山妙見宮 御祖神社(北九州市)


足腰の回復を願うならここへ

北九州市小倉北区の「足立山妙見宮 御祖神社(あだちやまみょうけんぐう みおやじんじゃ)」は、造化三神(ぞうかさんしん)や和気清麻呂命(わけのきよまろ)をお祀りし、足腰守護と健脚健康で広く知られる神社です。

和気清麻呂の足の傷が霊泉で治ったという由緒があり、足腰の不調やけがの回復を願う病気平癒の祈りと相性がいいんですよ。授与品の「健脚守」は、足腰に不安がある方はもちろん、登山やスポーツを楽しむ人にも人気で、スニーカーがあしらわれた「足守」も親しみやすい雰囲気です。さらに、足腰の願いを託す「願かけわらじ」を奉納し、回復や健脚を祈る参拝も印象的。

上宮へ向かう参拝は少し歩きますが、その道のりも祈願の時間として心に残るはず。

わらじを供える足腰の祈願と、参道を守る狛猪

宝亀元年(770年)に和気清麻呂が創建し、四男の和気磐梨(いわなし)が奉斎したと伝わる社です。清麻呂が足の傷を癒したという伝承から健脚・足腰の神として信仰され、足の快復を願ってわらじを供える習わしが今も残っています。
参道の入口では狛犬ではなく狛猪が参拝者を迎えます。これは清麻呂が猪に助けられたという伝説にちなむもの。妙見さまは北極星と北斗七星を神格化した星の神として「北辰尊星妙見大菩薩」と仰がれてきました。

足立山妙見宮 御祖神社

住所 福岡県北九州市小倉北区妙見町17−2
アクセス JR小倉駅から車で約10分(高速足立インター経由)、黒原1丁目バス停から徒歩約10分
営業時間 9:00〜16:00
電話番号 093-921-2292

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八坂神社(小倉祇園)(北九州市)

小倉城そばで無病息災を願う

北九州市小倉北区の小倉城内に鎮座する「八坂神社(小倉祇園)」は、須佐之男命(すさのおのみこと)をお祀りし、細川忠興ゆかりの歴史を伝える古社です。忠興の眼病快癒の伝承が残り、今も病気平癒や心身健康を祈る神社として親しまれているんですよ。

夏越大祓では茅の輪をくぐって無病息災を願う神事 が行われ、福岡で病気平癒の神社を探す人には見逃せません。「健康守」「病気平癒守」も受けられるので、祈願とあわせていただくのがおすすめです。

小倉観光の途中に、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

まちの厄を祓う小倉祇園と、社務所の受付時間

元和3年(1617年)に小倉藩主・細川忠興が小倉藩の総鎮守として祇園社を創建したのが由緒です。翌年にはじまった祇園祭は約390年の歴史をもち、現在は毎年7月の第3土曜日・日曜日に「小倉祇園太鼓」として行われます。神輿と太鼓がまちを巡ってその年の厄を祓い、無病息災・家内安全・商売繁盛を願う祭礼です。
相次ぐ合祀により、現在は16柱の御祭神をお祀りしています。社務所の受付は9:00〜17:00。

八坂神社(小倉祇園)

住所 福岡県北九州市小倉北区城内2−2
アクセス JR西小倉駅から徒歩約5分、JR小倉駅から徒歩約15分
営業時間 開門6:00〜閉門18:00(授与所9:00〜17:00/御朱印9:00〜16:30)
電話番号 093-561-0753

水天宮(総本宮)(久留米市)

神水ゆかりの御守が心強い

久留米市にある全国総本宮 水天宮は、天御中主神(あめのみなかぬし)や安徳天皇(あんとくてんのう)らをお祀りする、全国の水天宮の中心として知られる神社です。病気平癒そのものを前面に出すというより、健康祈願を正式に受け付けており、体調回復を願う人に寄り添ってくれる存在なんです。

境内の「撫で狛犬」は、痛いところを撫でると痛みが和らぐと伝わるのだとか。さらに、神水祈祷を受けた「水天宮御守(いつもじ)」は、ここならではの授与品として特別感があります。

福岡で病気平癒の神社を探しているなら、落ち着いた空気の中でゆっくり参拝してみませんか?

御神水で書き上げる御守と、水と子どもを守る信仰

建久元年(1190年)、壇ノ浦の戦いのあとに按察使局伊勢が筑後川のほとりへ逃れて創建したと伝わり、慶安3年(1650年)に2代藩主・有馬忠頼公によって現在地へ遷されました。水と子どもを守る神として、水難除け・安産・子授け・子育ての信仰を集めています。
授与品には神職が御神水で墨をおろして書き上げる御守や、水難除けと子どもの守護を願うひょうたん型の御守も。ご祈願の受付は9:00〜16:00で、予約は不要です。

水天宮(総本宮)

住所 福岡県久留米市瀬下町265−1
アクセス JR久留米駅から徒歩約10分。西鉄久留米駅からタクシー約10分。車は九州自動車道・久留米ICから約20分。
営業時間 参拝 9:00〜16:30
電話番号 0942-32-3207

太宰府天満宮(太宰府市)

天神さまを祀る総本宮、厄除け・災難除けの信仰も

福岡県太宰府市の「太宰府天満宮(だざいふてんまんぐう)」は、学問の神様として知られる菅原道真公をお祀りする神社です。「天神さま」として親しまれる道真公への信仰は学業成就だけにとどまらず、厄除けや災難除け、文化・芸事の上達を願う人々にも広く受け継がれてきました。
心身の健やかさを願って手を合わせる参拝者も多く、福岡で健康を祈る参拝先としてまず名前が挙がる社です。

予約不要のご祈願と、参道での過ごし方

御祈願は予約が不要で、受付時間はおおむね8時45分頃から18時頃まで。祈願の内容は受付で相談できます。
境内は広く、心字池にかかる三つの橋を渡って本殿へ向かう参道は、歩くだけで気持ちが落ち着く道のり。参拝の前後に境内をゆっくり巡って、体調と向き合う時間をつくるのもおすすめです。

太宰府天満宮

住所福岡県太宰府市宰府4-7-1 太宰府天満宮
アクセス西鉄太宰府線 太宰府駅から徒歩約5分/九州自動車道 太宰府ICから車で約15分
営業時間開門 6:00(春分~秋分前日)、6:30(その他)~閉門 19:00(4〜5月・9〜11月)、19:30(6〜8月)、18:30(12〜3月)
電話番号092-922-8225

高良大社(久留米市)

筑後国一宮、高良山の山上に鎮まる古社

久留米市の高良山に鎮座する「高良大社(こうらたいしゃ)」は筑後国一宮。御祭神は高良玉垂命(こうらたまたれのみこと)で、八幡大神・住吉大神をあわせてお祀りしています。
現在の社殿は万治3年(1660年)に久留米藩3代藩主・有馬頼利公が造営したもので、天竺様・唐様・和様を用いた杮葺(こけらぶき)の権現造。山上という立地もあわせて、厳かな空気に包まれた境内です。

厄除け・延命長寿の祈りと、参拝の目安

高良玉垂命は厄除けや開運のご利益で信仰されてきた神で、心身の健やかさや回復を願って訪れる参拝者も多い社です。
参拝できる時間は6:00〜17:00、祈祷の受付と授与所は9:00〜16:30。境内までは山道を上がるため、公共交通の場合はバス停からタクシーを使うのが現実的です。駐車場は無料で用意されており、土日祝の午前は混みやすいので午後がねらい目。

高良大社

住所福岡県久留米市御井町1
アクセス西鉄天神大牟田線 西鉄久留米駅から西鉄バス(御井町経由 信愛女学院行き)で約15分、「御井町」下車後タクシー約7分/JR久大本線 久留米大学前駅からタクシー約15分
営業時間6:00〜17:00(祈祷受付・授与所は9:00〜16:30)
電話番号0942-43-4893

櫛田神社(福岡市博多区)

博多の総鎮守「お櫛田さん」、山笠を奉納する社

福岡市博多区の「櫛田神社(くしだじんじゃ)」は、「お櫛田さん」の名で親しまれる博多の総鎮守です。現在の社殿は天正15年(1587年)、豊臣秀吉が博多の町割(復興)を行うのにあわせて建立・寄進したものと伝わります。
ユネスコ無形文化遺産に登録された奉納神事「博多祇園山笠」を行う神社としても全国に知られています。

長寿の霊泉「鶴の井戸」と、樹齢千年の櫛田の銀杏

櫛田神社は商売繁盛とあわせて不老長寿のご利益で信仰されており、境内には長寿の水として知られる霊泉「鶴の井戸」が湧いています。
入口にそびえるご神木「櫛田の銀杏」は樹齢1000年以上といわれ、福岡県の天然記念物に指定されている巨木。開門は4:00〜22:00と早朝から夜まで開いているので、旅程のすき間や仕事の前後にも立ち寄りやすい社です。

櫛田神社

住所福岡県福岡市博多区上川端町1-41
アクセス福岡市地下鉄空港線 祇園駅・中洲川端駅より徒歩約6分/七隈線 櫛田神社前駅より徒歩約2分/JR博多駅より徒歩約15分
営業時間4:00〜22:00(社務は9:00〜17:00)
電話番号092-291-2951

多賀神社(直方市)

伊邪那岐・伊邪那美をまつる、直方の古社

直方市の「多賀神社(たがじんじゃ)」は、伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)・伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)をお祀りする神社です。平安時代にはすでに存在していたと伝えられ、神仏習合の時期には妙見信仰と結びついて「妙見大明神」などと呼ばれた歴史をもちます。
国生みの二柱をまつる社として、地域の暮らしに長く寄り添ってきました。

長寿健康・病気平癒の信仰と、駅から歩ける立地

ご利益として家内安全・長寿健康・病気平癒・交通安全・試験合格が挙げられ、節目のお参りから日々の祈りまで幅広く受け止めてきた神社です。
JR直方駅から徒歩約10分と、電車で訪ねやすいのもうれしいところ。参道は跨線橋で線路を越えていく少し変わった道のりで、石段を上がった先に社殿が構えています。

多賀神社

住所福岡県直方市直方701
アクセスJR筑豊本線(福北ゆたか線)直方駅より徒歩約10分。駅を出て右手に進むと道路沿いに鳥居が立ち、跨線橋で線路を越えて参道が続きます
営業時間境内自由参拝(社務所の受付時間は要確認)

今回は、福岡の病気平癒にご利益のある神社をテーマに、神社8社をご紹介しました。
筑後国一宮の高良大社から、駅近くの多賀神社、長寿の霊泉が湧く櫛田神社まで、それぞれに異なる由緒と祈りのかたちがあります。
ご祈願の受付時間は社によって違うので、出かける前に確認しておくと安心です。回復と健やかさを願う気持ちを、ぜひ神さまに届けてくださいね。