「毎日暑くて、外に出る気がしない…」「涼しいところで気持ちをリセットしたい」。真夏のお出かけ先って、悩みますよね。
そんなときに頼りになるのが神奈川の滝です。神奈川には日本の滝百選に選ばれた洒水の滝があり、箱根には4つもの滝が点在しています。しかも神奈川の滝の多くは電車とバスだけで行けるんです。鎌倉には大船駅からバスで15分+徒歩5分の滝がありますし、箱根湯本駅から歩いて行ける滝も。金太郎が産湯をつかったと伝わる滝まであるんですよ。
この記事では、そんな大自然のパワースポットとも言える滝を、アクセスしやすさを重視して神奈川県内から9か所厳選してご紹介!見どころ・アクセス・駐車場・所要時間・地図に加えて、落差、駐車場からの徒歩時間、涼み方、水辺への近さも早見表にまとめています。まずは早見表で、行きたい滝を見つけてくださいね。
神奈川の滝9選 早見表【エリア別】
涼み方から選ぶ
- 電車とバスだけで行きたいなら → 陰陽の滝・不動滝
- 1か所で2つの滝を見たいなら → 玉簾の瀧・飛烟の瀧
- 車を降りてすぐ涼みたいなら → 塩川滝・夕日の滝
- 水の面の広さで空気ごと冷やされたいなら → 千条の滝
- しっかり歩いて汗をかいてから涼みたいなら → 洒水の滝・飛竜ノ滝
| No. | スポット名 | エリア | 落差 | 駐車場から | 涼み方 | 水辺への近さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 陰陽の滝 | 鎌倉 | 公式に記載なし (男滝・女滝の二筋) | 「今泉不動」バス停から徒歩5分 (滞在30分〜1時間) | 木立に囲まれた境内に滝の音と川のせせらぎが響く | 境内の遊歩道から(拝観時間内) |
| 2 | 塩川滝 | 愛川・宮ヶ瀬 | 落差15m・幅4m | 駐車場から数分 (滞在20〜30分) | 中津川の河川敷に下りた谷底は空気がひんやり | 滝壺の近くまで歩道あり |
| 3 | 洒水の滝 | 山北・丹沢 | 総落差約114m (三段) | 226段の階段をのぼる (滞在約1時間) | 地上40mの観瀑台に吹き抜ける風が格別 | 赤橋と観瀑台から(滝壺には近づけません) |
| 4 | 夕日の滝 | 南足柄 | 落差23m・幅5m | 滝下駐車場から徒歩3分 (滞在30分〜1時間) | 内川の流れのそばで水しぶきを受けられる | 滝の近くまで(夏はキャンプ場も) |
| 5 | 玉簾の瀧 | 箱根湯本 | 高さ約8m・幅約11m | 箱根湯本駅から徒歩15分 (滞在20〜30分) | 箱根の地層から湧く水が落ち、水がとても澄んでいる | 滝の前まで(施設の敷地内) |
| 6 | 飛烟の瀧 | 箱根湯本 | 公式に記載なし (幾筋にも分かれる) | 玉簾の瀧から徒歩数十秒 (滞在20〜30分) | 岩肌を無数の細い筋が流れ、飛び石の池のそばは涼しい | 飛び石の池のそばまで |
| 7 | 千条の滝 | 箱根小涌谷 | 高さ約3m・幅20m以上 | 小涌谷駅から徒歩20分 (滞在15〜30分) | 水の面が広く、そばを通るだけで空気ごと冷やされる | 遊歩道から(専用駐車場なし) |
| 8 | 飛竜ノ滝 | 箱根畑宿 | 上段15m・下段25m (県下最大規模) | 畑宿から徒歩30〜40分 (往復1時間30分〜2時間) | 探勝歩道はほぼ全区間が木立の下 | 歩道の展望地点から |
| 9 | 不動滝 | 湯河原 | 落差15m | 「不動滝」バス停から徒歩1分 (滞在20〜30分) | 木陰のベンチで水音を聞きながら足湯でひと休みも | 滝つぼ周辺の岩場と橋から |
※番号は紹介順の通し番号で、スポットの順位やおすすめ度を表すものではありません。
※「水辺への近さ」は地形上の距離感を示すもので、遊泳や水遊びの可否・安全を保証するものではありません。上流で降った雨のせいで急に増水することがあるため、水辺では必ず現地の掲示と各観光協会の最新情報をご確認ください。
※通行状況・営業時間・料金は2026年8月時点の情報です。
1. 陰陽の滝(鎌倉市)男滝・女滝の2筋が響く、鎌倉の奥の静かな谷

鎌倉の奥深くに潜む癒やしの空間!2筋の水が流れ落ちる「陰陽の滝」
神奈川県鎌倉市の今泉にある「陰陽(いんよう)の滝」。称名寺(今泉不動)の静かな境内にあり、「男滝(おだき)」「女滝(めだき)」と呼ばれる2筋の滝が並んで流れ落ちる風情あるスポットです。
鎌倉といえば海や大仏のイメージが強いかもしれませんが、奥まった谷にこんなに美しい滝があるんです。鎌倉市観光協会の公式サイトでも「木立に囲まれた境内は、滝の音や川のせせらぎが響きます」と紹介されているほど。砂押川の源流のひとつでもあり、清らかな水音に心洗われるような時間を過ごせます。
大船駅からバスでサクッと秘境へ!真夏でも涼しい木陰のパワースポット
この滝の最大の魅力は、なんといってもアクセスの良さです。JR大船駅からバスに乗り「今泉不動」で下車して徒歩わずか5分。都心から電車とバスを乗り継ぐだけで、あっという間に別世界のような静かな滝にたどり着けます。
境内は豊かな木立が強い日差しをしっかりと遮ってくれるため、真夏でも足を踏み入れた瞬間に空気がひんやりと変わるのを感じられますよ。初夏にはホタルが舞うほど水がきれいなこの場所。石段を上った先にある不動堂やたくさんの石仏を巡りながら、極上の涼を感じるひとときを楽しんでみてください。県外からも涼を求めて訪れる人がいるというのも納得の心地よさです。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・拝観時間について:お寺の境内にあるため、見学は拝観時間内(おおよそ8時頃から16時30分〜17時頃まで)となります。お出かけ前に最新の状況をご確認ください。
・足元に注意:滝の周辺は岩が濡れていて滑りやすくなっています。スニーカーなど、歩きやすく滑りにくい靴でお出かけください。
| 住所 | 神奈川県鎌倉市今泉4-5-1 |
| アクセス(電車・バス) | JR「大船駅」東口5番バス乗り場から大船駅(循環)行き、「今泉不動」下車 徒歩約5分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 駐車場あり(台数は要確認) |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間(境内と滝をめぐって) |
| 開放時間・料金 | 拝観時間内(8時頃〜16時30分〜17時頃。最新情報は要確認) |
| 地図 | Googleマップで開く |
2. 塩川滝(愛川町)あいかわ景勝10選、駐車場から数分で会える落差15m

緑に包まれた神秘の空間!「あいかわ景勝10選」に輝く塩川滝
神奈川県愛川町の半原にある「塩川滝(しおかわたき)」。落差15m、幅4mの美しい滝で、町が誇る素晴らしい景色を集めた「あいかわ景勝10選」のひとつにも選ばれています。
岩壁の細い切れ目から水が真っ直ぐに流れ落ち、足元には苔むした岩と澄み切った清流が広がる神秘的なスポットです。周囲をぐるりと豊かな緑にすっぽりと包まれており、大自然のエネルギーと癒やしをたっぷりと感じることができますよ。
駐車場から徒歩数分!体力を使わずにサクッと涼める歴史ある絶景
この滝の最大の魅力は、約10台停められる駐車場から歩道がしっかりと整備されており、たった数分で滝壺の近くまで行けるアクセスの良さです。ほとんど歩くことなく、あっという間にマイナスイオンたっぷりの空間へたどり着けます。
中津川の河川敷へと下った谷底に位置しているため、真夏でも空気がひんやりと冷たく、天然のクーラーが効いているんです。歩く体力を使わずに大自然の中で涼みたい!という日には、間違いなく第一候補になるおすすめのスポットですよ。
また、その歴史は非常に古く、奈良時代(神亀年間)に東大寺の別当である良弁僧正がこの地に清滝権現を祀ったという伝承も残る、由緒正しい景勝地でもあります。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・アクセスに関する注意:国道412号の「平山坂下」交差点から約1km先、中津川の河川敷に下りる道を右折して向かいます。途中から道が細くなるため、車の運転や対向車には十分ご注意ください。
・足元に注意:滝の周辺は水しぶきで岩が濡れており、大変滑りやすくなっています。スニーカーなど、歩きやすく滑りにくい靴でお出かけください。
| 住所 | 神奈川県愛甲郡愛川町半原 |
| アクセス(電車・バス) | 小田急線「本厚木駅」からバスを乗り継ぎ(本数が少ないため車でのアクセスが現実的) |
| アクセス(車)・駐車場 | 国道412号「平山坂下」交差点から約1km先、中津川河川敷に下りる道を右折/駐車場10台ほど(無料) |
| 所要時間の目安 | 20〜30分(駐車場から数分の歩道を往復) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料 |
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3. 洒水の滝(山北町)日本の滝百選に選ばれた、三段で総落差114mの丹沢の名瀑

滝百選×名水百選のダブル選定!総落差114mを誇る名瀑「洒水の滝」
神奈川県山北町を流れる滝沢川にかかる「洒水(しゃすい)の滝」。三段に分かれて流れ落ちるダイナミックな滝で、総落差はなんと約114mにも及びます。
1990年に「日本の滝百選」、1985年に環境省の「全国名水百選」の両方に選出されている、全国的にも非常に珍しい名瀑です。「かながわの景勝50選」にも名を連ねており、鎌倉時代の名僧・文覚上人がここで百日間の荒行を積んだという伝説も残る、歴史と格式あるパワースポットでもあります。
226段の先にある極上の涼風!新しい観瀑台から望む絶景
2022年(令和4年)には、新たに全長118m・226段の遊歩道と、地上40mの高さから滝を望める「観瀑台」がオープンしました。遊歩道の途中にある「赤い橋」からは三段の滝の全景を見上げることができ、絶好の撮影スポットになっています。
真夏のお出かけだと226段の階段を上るのに少し汗をかきますが、地上40mの観瀑台に到着した瞬間に吹き抜ける風の心地よさはまさに格別!全国名水百選の清らかな水が流れ落ちているだけあって、そばに立つだけで空気がひんやりと澄んでいるのがわかります。近くには文覚上人ゆかりの滝不動尊(常実坊)もあるので、涼んだ後にあわせて立ち寄ってみるのもおすすめですよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・見学場所について:赤い橋から先の旧遊歩道は落石のため通行止めとなっており、現在滝壺には近づけません。見学は新しい観瀑台からお楽しみください。
・歩きやすい靴で:観瀑台までは226段の階段を上る必要があります。スニーカーなどの歩きやすい靴でお出かけください。
・最新情報の確認:お出かけ前に山北町や山北町観光協会の公式サイトで、最新の通行状況をご確認いただくと安心です。
| 住所 | 神奈川県足柄上郡山北町平山 |
| アクセス(電車・バス) | JR御殿場線「山北」駅から徒歩約30分。または山北駅から山北町内循環バス「平山」下車、徒歩約10分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 東名高速「大井松田IC」から約15分/滝入口付近に駐車場あり(台数・料金は要確認) |
| 所要時間の目安 | 約1時間(観瀑台の遊歩道往復と鑑賞を含む) |
| 開放時間・料金 | 見学自由(常時開放)。赤橋から先の遊歩道は落石のため通行止め |
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4. 夕日の滝(南足柄市)金太郎が産湯をつかったと伝わる落差23m

あの金太郎が産湯をつかった!?伝説が残る落差23mの「夕日の滝」
神奈川県南足柄市の矢倉沢にある「夕日の滝」。酒匂川の支流である内川にかかる、落差23m・幅5mの美しい滝です。
この滝の最大の特徴は、誰もが知る昔話の主人公「金太郎」が産湯をつかったという伝説が残っていること!下流にある「金太郎遊び石」で動物たちと遊び、のちに「坂田金時」と名乗って源頼光の四天王の一人として活躍したという、ロマンあふれる物語の舞台なんです。
ちなみに「夕日の滝」という名前の由来には、夕日に映える姿が美しいからという説と、毎年1月半ばに夕日が滝口にちょうど沈むからという2つの説が伝えられています。
最寄り駐車場から徒歩3分!夏はキャンプも満喫できる涼感スポット
最寄りの「滝下駐車場」からは、歩いて約3分というアクセスの良さも魅力です。他にも「長者橋駐車場(徒歩約10分)」「地蔵堂駐車場(徒歩約15分)」を含めて3箇所も駐車場が用意されているため、お出かけシーズンでも駐車場所を選びやすく安心です。車がなくても、バス停から徒歩15分ほどでアクセスできますよ。
夏になると周辺でキャンプ場がオープンし、豊かな自然の中でアウトドアを満喫できます。まぶしい新緑の中、たっぷりの水量が真っ白な糸を引くように流れ落ちる夏の景色は、見ているだけで涼しい気分にさせてくれます。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・足元に注意:滝の周辺は水しぶきで岩が濡れており、滑りやすくなっています。スニーカーなど、歩きやすく滑りにくい靴でお出かけください。
・キャンプ場について:キャンプ場の営業状況や利用に関する最新情報は、お出かけ前に南足柄市の公式サイト等でご確認いただくと安心です。
| 住所 | 神奈川県南足柄市矢倉沢 |
| アクセス(電車・バス) | 伊豆箱根鉄道大雄山線「大雄山駅」から箱根登山バス地蔵堂行き約25分、「地蔵堂」下車 徒歩約15分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 東名高速「大井松田IC」から南足柄方面へ「竜福寺信号」右折約9km/滝下駐車場 約30台(徒歩約3分)、長者橋駐車場 約20台(徒歩約10分)、地蔵堂駐車場 約30台(徒歩約15分) |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間 |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料 |
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5. 玉簾の瀧(箱根町)箱根の湧水が生んだ、駅から歩いて行ける滝

地層から湧き出す澄み切った水!神秘的な成り立ちの「玉簾の瀧」
神奈川県の箱根湯本にある「玉簾(たまだれ)の瀧」。高さ約8m、幅約11mの美しい滝ですが、実はその成り立ちがとっても面白いんです。
箱根ジオパークの解説によると、箱根火山の異なる2つの地層のすき間から流れ出た湧き水が、そのまま滝になっているとのこと!川の水が流れ落ちているのではなく、地中で自然にろ過された湧き水が直接滝として現れているため、水が驚くほど澄み切っています。細かく流れる美しい水しぶきと清らかな空気に、心まで洗われるようなスポットです。
箱根湯本駅から徒歩15分!到着してすぐ癒やされる絶好のロケーション
この滝は、箱根奥湯本にある宿泊施設「天成園」の敷地内にあり、どなたでも自由に見学することができます。箱根登山電車の箱根湯本駅から歩いて15分ほどで到着するため、箱根に着いてすぐサクッと滝に癒やされるという、このアクセスの良さは他の滝にはない大きな魅力です。
源流の湧き水は古くから「延命の水」として親しまれ、明治時代には一帯が遊園地として整備された歴史も持っています。すぐ隣には次に紹介する「飛烟(ひえん)の瀧」もあるので、2つの滝をセットで手軽に楽しめるのも嬉しいポイントですね。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・見学時間について:見学時間は8:00〜17:00となっています(無休)。
・見学時のマナー:宿泊施設(天成園)の敷地内にある滝ですので、宿泊されている方への配慮を忘れず、静かに見学をお楽しみください。
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682 |
| アクセス(電車・バス) | 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から徒歩約15分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 天成園の駐車場を利用(施設の案内に従う) |
| 所要時間の目安 | 20〜30分(飛烟の瀧とあわせて30〜40分) |
| 開放時間・料金 | 8:00〜17:00・無休/見学無料 |
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6. 飛烟の瀧(箱根町)岩肌を幾筋にも分かれて落ちる、玉簾の隣の滝

無数の細かい水流が岩肌をすべる!繊細で美しい「飛烟の瀧」
先ほどご紹介した「玉簾(たまだれ)の瀧」のすぐ隣に位置する「飛烟(ひえん)の瀧」。ドザーッと一つの太い流れが落ちるのではなく、岩肌の表面を無数の細い筋となってシャワーのようにすべり降りてくる姿が特徴です。
玉簾の瀧とはまた違った繊細な趣があり、同じ敷地内にいながらまったく表情の違う2つの滝を見比べることができる、とても贅沢な絶景スポットなんです。
箱根の地層が育む枯れない湧き水!1ヶ所で2つの滝を巡るお得な涼体験
飛烟の瀧も玉簾の瀧と同じく、箱根火山の地層のすき間から湧き出る水が源流となっています。そのため一年を通して水量が安定しており、雨が少ない真夏でも水が枯れることなく心地よいしぶきを上げています。
滝の前には鯉が優雅に泳ぐ池があり、配置された飛び石を歩きながら風情ある景色を堪能できます。玉簾の瀧からは歩いて数十秒の距離なので、2つの滝をセットで巡るのが自然なコース。箱根湯本駅から歩いてきただけで、一度に2つの絶景にまとめて癒やされるのは、タイパ抜群でかなりお得感がありますよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・見学について:玉簾の瀧と同じく「天成園」の敷地内にあり、見学時間は8:00〜17:00となっています。
・足元に注意:滝の前の飛び石や池のまわりは水しぶきで濡れており、大変滑りやすくなっています。足元には十分気をつけて見学をお楽しみください。
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町湯本682 |
| アクセス(電車・バス) | 箱根登山鉄道「箱根湯本駅」から徒歩約15分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 天成園の駐車場を利用(施設の案内に従う) |
| 所要時間の目安 | 20〜30分(玉簾の瀧とあわせて30〜40分) |
| 開放時間・料金 | 8:00〜17:00・無休/見学無料 |
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7. 千条の滝(箱根町)すだれ状に流れ落ちる、小涌谷の静かな滝

横幅20mのすだれ状!無数の水の糸が涼を運ぶ穴場「千条の滝」
神奈川県の箱根・小涌谷(こわきだに)にある「千条(ちすじ)の滝」。高さは3mほどと控えめですが、幅は20m以上にも及び、横に大きく広がる珍しい姿をしています。
その名の通り、岩肌を無数の細い水の筋がすだれ状になって流れ落ちる、とても繊細で美しい景観が魅力です。人気の観光地である箱根にありながら、喧騒から少し離れて静かな時間を過ごすことができる、知る人ぞ知る癒やしの穴場スポットなんですよ。
木陰の遊歩道と広い水面が天然クーラーに!マイナスイオンたっぷりの涼感さんぽ
箱根登山鉄道の小涌谷駅から、緑に包まれた遊歩道を歩いて約20分。滝へと続く道はずっと木立の下を歩くため、夏の強い日差しをしっかり避けることができます。
滝に到着すると、20m以上にも広がる広い水面のおかげで、そばを通るだけで周りの空気ごとひんやりと冷やされているのを実感できます。初夏にはホタルが舞うほど水も空気も澄んでいます!滝の先は浅間山や鷹巣山方面のハイキングコースにつながっているため、体力に合わせて散策を延ばして自然を満喫するのもおすすめです。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・アクセスについて:専用駐車場がないため、電車やバスなどの公共交通機関を利用してのアクセスがおすすめです。
・歩きやすい靴で:遊歩道は雨のあとにぬかるみやすく、足元が滑りやすくなるため、スニーカーなどでのお出かけをお願いします。
・見学時間:周辺に夜間の照明設備はないため、足元が明るく安全な日中の見学をおすすめします。
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷 |
| アクセス(電車・バス) | 箱根登山鉄道「小涌谷」駅から徒歩約20分。または箱根登山バス「蓬莱園」下車、徒歩約7分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 滝の専用駐車場なし。近隣の有料駐車場(箱根小涌園ユネッサン等)利用。公共交通機関がおすすめ |
| 所要時間の目安 | 15〜30分(ハイキング接続なら数時間) |
| 開放時間・料金 | 見学自由(通年鑑賞可・無料) |
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8. 飛竜ノ滝(箱根町)上段15m・下段25m、神奈川県下最大規模の二段滝

神奈川県下最大級の大迫力!龍が天に舞うような姿の「飛竜ノ滝」
神奈川県箱根町の畑宿(はたじゅく)エリアにある「飛竜ノ滝」。上段が約15m、下段が約25mの二段に分かれてダイナミックに流れ落ちる、神奈川県内で最大規模を誇る名瀑です。
滝の名前は、その勢いある水流がまるで龍が天高く飛翔している姿に見えることから付けられたと伝えられています。滝周辺は安山岩質の溶岩でできており、滝へと向かう遊歩道の途中では、溶岩が冷え固まるときにできる「柱状節理」という六角形の珍しい岩の割れ目も観察することができますよ。
木陰のハイキングで極上の涼を!知る人ぞ知る静かな秘瀑へ
滝へのアクセスは、畑宿バス停から「飛竜ノ滝自然探勝歩道」を歩いて30〜40分ほど。江戸時代に畑宿と芦之湯温泉を結んでいた近道「滝坂道」の一部を通る、歴史あるルートです。
往復で1時間半から2時間近く歩くことになりますが、ルートのほぼ全区間が木立に覆われているため、夏の強い日差しをしっかり遮ってくれます。朝一番の涼しい時間帯に出発すれば、より快適なハイキングを満喫できますよ。観光客の多い箱根の中でも訪れる人が比較的少なく、豊かな自然の中で静かな時間を過ごせる穴場のスポットです。
ちなみに、ハイキングの起点となる畑宿は伝統工芸「寄木細工」の発祥地でもあるので、あわせて工房巡りを楽しむのもおすすめです。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・アクセスの注意:専用駐車場がないため、車で訪れる場合は畑宿周辺の駐車スペースをご自身で探す必要があります。
・ハイキングの準備を:往復1時間30分〜2時間程度の山歩きとなるため、歩きやすく滑りにくい靴を履き、こまめな水分補給ができるよう飲み物を必ずご持参ください。
・通行状況の確認:大雨や台風の後は歩道が崩れやすくなることがあります。お出かけ前に箱根町の公式サイト等で、最新の通行状況をご確認いただくと安心です。
| 住所 | 神奈川県足柄下郡箱根町畑宿 |
| アクセス(電車・バス) | 箱根登山鉄道「箱根湯本」駅から箱根登山バスK系統で約15分、「畑宿」バス停下車。そこから飛竜ノ滝自然探勝歩道を徒歩約30〜40分(片道) |
| アクセス(車)・駐車場 | 畑宿までは国道1号・旧東海道(県道732号)沿いにアクセス可能。滝の直近まで車で入ることはできず、畑宿周辺の駐車スペースに停めてから徒歩で向かう(専用駐車場なし・台数要確認) |
| 所要時間の目安 | 往復1時間30分〜2時間(徒歩ハイキング込み) |
| 開放時間・料金 | 見学自由(自然探勝歩道内のため入場料・開放時間の設定なし) |
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9. 不動滝(湯河原町)バス停すぐ、温泉街のそばで出会う落差15mの滝

バス停から徒歩1分!温泉街から手軽に行ける名瀑「不動滝」
神奈川県の湯河原温泉街から奥湯河原へ向かう途中にある「不動滝(ふどうたき)」。落差15mとそこまで高くはありませんが、水量が非常に豊かで迫力があり、「湯河原五大滝」のひとつにも数えられている名瀑です。
この滝の最大の魅力は、路線バスの「不動滝」バス停から歩いてわずか1分という抜群のアクセスの良さ!温泉街から思い立ったらすぐに立ち寄れる絶景スポットです。
また、滝をつくる崖は湯河原火山の溶岩や凝灰岩からできており、ここで発見された「湯河原沸石」が神奈川県の鉱物に指定されているなど、箱根ジオパークのジオサイトとしても見どころの多い場所となっています。
滝の音と足湯でリフレッシュ!温泉旅の合間にサクッと涼める癒やし空間
滝の前は心地よい木陰になっており、ベンチに座って豊かな水音を聞いているだけで、真夏の暑さもスッと引いていきます。暑さでバテたときに「とりあえず涼みに行こう!」と手軽に使えるのが嬉しいポイントです。
滝のすぐ脇にある「不動滝茶屋」では、おしるこや甘酒、おそばなどの軽食を楽しむことができます。さらに、飲食を注文すると源泉かけ流しの足湯(100円)を利用できるのも温泉地ならではの贅沢!温泉旅の合間のちょっとしたお散歩や、涼しい休憩タイムにぴったりのスポットですよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
・足元に注意:滝つぼ周辺の岩場や橋の上は、水しぶきで濡れていて大変滑りやすくなっています。足元に十分気をつけて散策してください。
・茶屋の営業について:不動滝茶屋の営業時間や定休日は変動する場合があるため、確実にご利用されたい場合は事前のご確認をおすすめします。
・季節の注意点:真夏は涼しくて快適ですが、冬季は路面や滝周辺が凍結することがあるため、冬場にお出かけの際はご注意ください。
| 住所 | 神奈川県足柄下郡湯河原町宮上750 |
| アクセス(電車・バス) | JR「湯河原」駅から箱根登山バス・伊豆箱根バス「奥湯河原」方面約13分「不動滝」下車、徒歩約1分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 湯河原温泉街から県道75号沿い/滝手前に無料駐車場あり(約6〜7台程度。台数は現地看板等で最終確認推奨) |
| 所要時間の目安 | 20〜30分(茶屋・足湯を含む) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料。不動滝茶屋の足湯は10:00〜16時台頃(飲食注文者100円、営業時間・定休日は変動あり) |
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夏に神奈川の滝をめぐるコツ
神奈川の滝は「電車で行ける」のが強みです
9か所のうち、電車+バスや徒歩で行けるのが6か所。とくに陰陽の滝は大船駅からバスで「今泉不動」下車 徒歩5分、玉簾の瀧と飛烟の瀧は箱根湯本駅から徒歩15分、不動滝(湯河原)はバス停から徒歩1分です。夏はハンドルを握るのも暑いので、電車で行ける滝を選ぶと移動そのものが楽になりますよ。
歩く時間で選ぶと満足度が変わります
車を降りてすぐ涼めるのは、塩川滝(駐車場から数分)、不動滝(湯河原・バス停から1分)、夕日の滝(滝下駐車場から3分)、玉簾の瀧・飛烟の瀧(同じ敷地内に2つ)です。反対に洒水の滝は226段の階段、飛竜ノ滝は往復1時間30分〜2時間、千条の滝は駅から徒歩20分。しっかり歩いて汗をかいてから涼みたいならこの3つがおすすめです。
出発前に確認しておきたいこと
洒水の滝は赤橋から先の旧遊歩道が落石のため通行止めで、滝壺には近づけません。飛竜ノ滝は大雨・台風後に歩道が崩れやすいので、箱根町観光課で通行状況を確認してください。千条の滝と飛竜ノ滝は専用駐車場がないので、公共交通機関で向かうのが安心です。陰陽の滝は寺院の境内、玉簾の瀧と飛烟の瀧は宿泊施設の敷地内にあるため、見学は時間内に静かに。そして箱根や丹沢の天気は変わりやすいものです。歩きやすい靴と飲みものを用意して、無理のない範囲で楽しんでくださいね。
神奈川の滝に関するよくある質問
Q1. 夏に神奈川で滝を見に行くなら、どこがおすすめですか?
歩かずに涼みたいなら、愛川町の塩川滝(駐車場から数分)や湯河原の不動滝(バス停から徒歩1分)です。箱根湯本駅から歩いて行ける玉簾の瀧と飛烟の瀧は、1か所で2つの滝を見られてお得。しっかり歩いて汗をかいてから涼みたいなら、226段の階段をのぼって地上40mの観瀑台に立つ洒水の滝がぴったりですよ。
Q2. 電車やバスだけで行ける滝はありますか?
9か所のうち6か所が公共交通機関で行けます。とくにアクセスがいいのは、陰陽の滝(JR大船駅からバスで「今泉不動」下車 徒歩5分)、玉簾の瀧・飛烟の瀧(箱根湯本駅から徒歩15分)、不動滝(JR湯河原駅からバス約13分「不動滝」下車 徒歩1分)、千条の滝(箱根登山鉄道「小涌谷」駅から徒歩20分)、夕日の滝(大雄山駅からバス約25分「地蔵堂」下車 徒歩15分)です。
Q3. 駐車場がある滝はどこですか?
夕日の滝は駐車場が3か所(滝下 約30台・長者橋 約20台・地蔵堂 約30台)あり、いちばん近い滝下からは徒歩約3分です。塩川滝は10台ほどの無料駐車場から数分。不動滝(湯河原)は滝手前に無料駐車場が約6〜7台。洒水の滝も滝入口付近に駐車場があります。反対に千条の滝と飛竜ノ滝は専用駐車場がないので、公共交通機関がおすすめです。
Q4. 子どもと一緒に行っても大丈夫な滝はありますか?
塩川滝は駐車場から歩道が整備されていて数分、不動滝(湯河原)はバス停から1分で茶屋と足湯もあります。夕日の滝は滝下駐車場から3分で、夏はキャンプ場も開かれます。玉簾の瀧・飛烟の瀧は施設の敷地内で足元が整っています。反対に洒水の滝は226段の階段、飛竜ノ滝は往復2時間近くのハイキングなので、小さいお子さん連れだと少し大変かもしれません。
Q5. 神奈川で「日本の滝百選」に選ばれている滝はどれですか?
洒水の滝(山北町)です。1990年に日本の滝百選、1985年には環境省の「全国名水百選」にも選ばれています。「かながわの景勝50選」にも数えられている、県内でも指折りの名瀑です。三段に流れ落ちて総落差は約114m。2022年に整備された地上40mの観瀑台から望めます。
まとめ|暑い夏こそ、神奈川の滝めぐりへ
今回は、夏でも涼しく過ごせる神奈川の滝を9か所ご紹介しました。日本の滝百選の洒水の滝、あいかわ景勝10選の塩川滝、金太郎が産湯をつかったと伝わる夕日の滝、箱根の地層から湧く水が落ちる玉簾の瀧と飛烟の瀧。すだれ状に広がる千条の滝、県下最大規模の飛竜ノ滝、温泉街のそばの不動滝、そして鎌倉の奥に静かに流れる陰陽の滝。
神奈川の滝の魅力は、9か所のうち6か所が電車とバスで行けることです。夏はハンドルを握るのも暑いので、移動そのものが楽になります。ただし滝の周辺は岩が濡れて滑りやすい場所が多く、箱根や丹沢の天気は変わりやすいものです。歩きやすい靴と飲みものを用意して、無理のない範囲で楽しんでください。通行止めや営業時間は変わることがあるので、お出かけ前に各自治体や観光協会の公式サイトで最新情報を確認していただくと安心です。
暑い日が続くと出かけるのが億劫になりますが、滝の前に立つと空気が変わります。水の音に包まれる時間は、写真で見るのとはまったく違うもの。この夏はぜひ、神奈川の滝に会いに行ってみてください。
気になる滝は見つかりましたか?
暑い夏だからこそ、大自然の滝から涼とパワーをもらいたいですよね。
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