杉木立に包まれた山中を進み、鳥居の先の急な石段と岩の割れ目を越えてたどり着く、登って拝むタイプの古社です。社殿は大きくありませんが、岩窟のような地形に抱かれた本殿まわりには、静かで張りつめた空気が漂います。素盞嗚命(すさのおのみこと)ゆかりの社として、良縁や子宝、厄除け、仕事運などを願って訪れる人が見られます。山中の本殿が難しい日は、集落内の拝殿から遥拝する方法もあり、体力や天候に合わせて選びやすいのも特徴です。往復に時間がかかるため、日没前に下山できる予定で向かうと落ち着いて参拝しやすそうです。