照りつける太陽から逃れて、大自然の天然クーラーで深呼吸してみませんか?
夏の暑さをスカッと吹き飛ばしたいときに頼りになるのが、群馬県の美しい滝の数々です。実は群馬には「日本の滝百選」に選ばれた名瀑が3つもあるほか、滝の裏側に回り込んで水のカーテンを内側から見上げる全国的にも珍しい「裏見の滝」まであるんです。真夏にこれ以上ひんやりできる別世界は、なかなかありませんよね。そして落差96mを誇る県内最大級の大滝も。草津や北軽井沢といった高原の避暑地にも絶景が点在しているので、温泉旅行の合間にサクッと立ち寄れるのも群馬ならではの魅力です。
この記事では、数ある名瀑のなかから「車でのアクセスしやすさ」を重視した6か所を厳選しました!見どころやアクセス情報はもちろん、落差や駐車場からの徒歩時間、水辺への近さなどが一目でわかる早見表もご用意。まずは早見表をチェックして、この夏行きたいお気に入りの滝を見つけてみてくださいね。
群馬の滝6選 早見表【エリア別】
涼み方から選ぶ
- 滝の裏に入ってひんやりしたいなら → 棚下の不動滝
- 水面のすぐ横を歩きたいなら → 吹割の滝
- 谷底まで下りて涼みたいなら → 嫗仙の滝
- 歩かずにさっと涼みたいなら → 不動の滝
- 子ども連れでゆっくり歩きたいなら → 浅間大滝
- 吊り橋の上で風を受けたいなら → 小中大滝
| No. | スポット名 | エリア | 落差 | 駐車場から | 涼み方 | 水辺への近さ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 吹割の滝 | 沼田・利根 | 高さ7m・幅30m (岩盤の裂け目) | 遊歩道1周 約1時間 | 水面のすぐ横を歩く区間があり足元から涼しい | 遊歩道から間近に(12月中旬〜3月下旬は冬期閉鎖・夜間通行止め) |
| 2 | 棚下の不動滝 | 渋川・赤城 | 落差37m | 駐車場から徒歩すぐ | 滝の裏の洞窟から水を内側から見上げられる | 滝の裏まで入れます(濡れて滑ります) |
| 3 | 嫗仙の滝 | 草津 | 分岐瀑 (公式に数値なし) | 片道20分 帰りは上りで30分 | 谷底へ下るほど空気が冷たくなる | 滝の直下まで下りられます |
| 4 | 不動の滝 | 川原湯・八ッ場 | 見える部分で40m (全体は三段) | 不動大橋から眺める (駅から徒歩は40分) | 橋の上は風が通る。車を降りてすぐ | 不動大橋からの展望が中心 |
| 5 | 浅間大滝 | 北軽井沢 | 浅間高原で最大 (公式に数値なし) | 平坦な道で滝壺近くまで | 急坂がなく木立の下を歩ける | 滝壺の近くまで(岩は滑ります) |
| 6 | 小中大滝 | みどり・わたらせ渓谷 | 落差96m (県内最大級) | けさかけ橋を渡って 往復40分〜1時間 | 階段式の吊り橋を谷風がまっすぐ抜ける | 橋と遊歩道から(帰りは吊り橋の上り・携帯が圏外の場合あり) |
※番号は紹介順の通し番号で、スポットの順位やおすすめ度を表すものではありません。
※「水辺への近さ」は地形上の距離感を示すもので、遊泳や水遊びの可否・安全を保証するものではありません。上流で降った雨のせいで急に増水することがあるため、水辺では必ず現地の掲示と各観光協会の最新情報をご確認ください。
※通行状況・営業時間・料金は2026年7月時点の情報です。
1. 吹割の滝(沼田市)岩盤の裂け目に水が吸い込まれる国の天然記念物

高さ7m・幅30mの岩盤の裂け目へ!「東洋のナイアガラ」と呼ばれる絶景
群馬県沼田市利根町にある「吹割(ふきわれ)の滝」。一般的な滝のように高い崖から落ちるのではなく、高さ7m・幅30mにおよぶ巨大な岩盤の裂け目に、川の水が吸い込まれるように流れ込む珍しいかたちの滝です。そのダイナミックで独特な景観から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれ、国の天然記念物および名勝にも指定されています。川底の岩盤が長い年月をかけて浸食され、大きく吹き割れたように見えることからその名がついた、まさに大自然の芸術品なんですよ。
水面がすぐ横に! 1周約1時間の遊歩道で、足元から涼を感じる散策を
吹割の滝のいいところは、見どころが滝ひとつにとどまらないこと。渓谷沿いの遊歩道をぐるりと1周(所要時間約1時間)すれば、下流にある「鱒飛(ますとび)の滝」や、そそり立つ巨大な岩壁「般若岩(はんにゃいわ)」など、次々と迫力の絶景が現れます。さらに、季節ごとに表情を変える「浮島橋」や、延暦14年(795年)創設と伝わる「浮島観音堂」、滝を上から俯瞰できる「第1観瀑台」など見どころが盛りだくさん。水面がすぐ横を流れていく区間もあるので、歩いているだけで足元からひんやりとした涼しさが伝わってきますよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
鱒飛の滝から吹割の滝にかけての遊歩道は狭く、雨などの影響で滑りやすくなるため、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。遊歩道ですれ違う際は譲り合って歩きましょう。なお、夜間は通行止めとなるほか、12月中旬から3月下旬にかけては冬期閉鎖となるため、お出かけ時期にはご注意ください。
| 住所 | 群馬県沼田市利根町追貝 |
| アクセス(電車・バス) | JR上越線「沼田」駅から鎌田・大清水方面行きバスで約40分、「吹割の滝」バス停下車 |
| アクセス(車)・駐車場 | 関越自動車道「沼田IC」から約20分/周辺に無料・有料の駐車場が複数(台数は要確認) |
| 所要時間の目安 | 40分〜1時間(遊歩道1周) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料(遊歩道は夜間通行止め。12月中旬〜3月下旬は冬期閉鎖) |
| 地図 | Googleマップで開く |
2. 棚下の不動滝(渋川市)落差37m、裏側から見られる日本の滝百選

落差37mのダイナミックな絶景!赤城山の溶岩がつくった「日本の滝百選」
群馬県渋川市赤城町棚下にある「棚下(たなした)の不動滝」。赤城山の溶岩が造り出した断崖から、高さ37mを一気に水が流れ落ちる有名な滝で、「日本の滝百選」にも選ばれています。周囲には、川の流れが長い年月をかけて削り出した、独特の階段状の地形になっていて、まるで崖の下に滝がひっそりと隠れているような神秘的なロケーションなんですよ。落差だけでも十分な迫力なのですが、この滝の本当のすごさは別のところにあるんです!
水のカーテンを内側から見上げる!全国的にも珍しい「裏見の滝」
実は滝裏の崖が大きく崩落して洞窟になっており、流れ落ちる滝を裏側から見ることができるんです。これは全国的にも数が限られている、いわゆる「裏見の滝(うらみのたき)」。轟音とともに落ちてくる水のカーテンを内側から見上げると、水音が洞窟内に反響し、ミストを浴びて体のまわりの空気がまるごと冷えていくような感覚に包まれます。真夏でもここだけは涼しい別世界ですよ。
令和元年の大雨で遊歩道が全面通行止めとなっていましたが、令和2年(2020年)8月に新しい遊歩道が開通し、再び安全に行けるようになりました。道中には赤城町の雄大な河岸段丘の景色も広がるので、ぜひあわせて眺めてみてくださいね。
【お出かけ前のポイントと注意点】
車で向かう際、「西原」交差点より北側は道幅が狭くなっているため、スピードを落として十分に注意しながら走行してください(大型バスは別ルートとなります)。また、駐車場は未舗装となっています。滝の裏側は水しぶきで常に濡れており大変滑りやすいため、スニーカーなど歩きやすく滑りにくい靴でお出かけください。
| 住所 | 群馬県渋川市赤城町棚下911 |
| アクセス(電車・バス) | JR上越線「敷島」駅から約10分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 関越自動車道「赤城IC」から約25分/乗用車15台程度・大型バス2台程度(未舗装) |
| 所要時間の目安 | 30分〜1時間 |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料 |
| 地図 | Googleマップで開く |
3. 嫗仙の滝(草津町)草津の谷底に隠れる、幾筋にも分かれる滝

温泉成分で色づく岩肌を、幾筋もの水が伝う美しい滝
草津温泉のシンボル「湯畑」から車で20分ほど。小雨(こさめ)川の深い谷にひっそりと隠れているのが「嫗仙(おうせん)の滝」です。この滝は、水が流れ落ちる途中で幾筋にも分かれる「分岐瀑(ぶんきばく)」と呼ばれるタイプの滝なんです。繊細に岩肌を伝う水の流れがとっても美しいですよ。滝の周りの岩が赤茶色に色づいているのは温泉成分の影響によるもので、草津ならではの風景を楽しめるのがポイント。
ひんやりとした谷底で涼を感じる散策を
駐車場から遊歩道を下ること片道約20分で、滝の真下まで行くことができます。谷の底に向かってぐんぐん下りていくので、遊歩道を進んでいくと空気がひんやりと冷たくなっていくのが体でわかるはず。木立に囲まれた道は日差しもほとんど当たらず、涼しさをたっぷりと味わえます。
ただし、帰りは下ってきた急な坂を登り返すため、30分ほどかかります。草津温泉の湯上がりに行くよりは、「しっかり歩いて汗をかいてから、温泉でさっぱりする」という順番がおすすめですよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
遊歩道は急な坂道が多く、雨の日やその翌日は足元が大変滑りやすくなります。必ず歩きなれたスニーカーなどを履き、水分補給のための飲み物を持参してください。帰りは上り坂で体力を使うため、時間に余裕を持ったペース配分でお出かけくださいね。
| 住所 | 群馬県吾妻郡草津町草津 |
| アクセス(電車・バス) | JR吾妻線「長野原草津口」駅から草津温泉行きバス、草津温泉バスターミナルから車で約20分 |
| アクセス(車)・駐車場 | 関越自動車道「渋川伊香保IC」から約1時間30分/無料駐車場あり(台数は要確認) |
| 所要時間の目安 | 1時間〜1時間30分(往復・帰りは上り) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料 |
| 地図 | Googleマップで開く |
4. 不動の滝(長野原町)不動大橋から望む、三段に落ちる名瀑

見えている部分だけで落差40m! 巨大なスケールを誇る三段の名瀑
群馬県長野原町の川原湯(かわらゆ)にある「不動の滝」。長野原町の案内によると、見えている部分だけでも落差が40mありますが、実は全体で三段になっている滝(三段の滝)なんです。つまり、見えるのは巨大な滝のほんの一部だけという、驚きのスケール! 新緑や美しい紅葉、そして冬には滝が凍りつく「氷瀑(ひょうばく)」と、季節ごとにまったく違った美しい表情を見せてくれる名瀑ですよ。
車なら歩かずに絶景へ!「不動大橋」から八ッ場ダムの景色も満喫
この滝のうれしいところは、「不動大橋」の上からでも立派な滝の姿を楽しめること。川原湯温泉駅から歩くと40分ほどかかりますが、車で橋まで行けば、炎天下を長く歩くことなく滝を眺められます。橋の上は心地よい風が吹き抜けるので、車を降りてすぐに涼めるのがありがたいですね。
滝の近くには、江戸時代中期に建てられた小さなお堂「川原湯不動堂」があります。これは、川原湯神社などとともに八ッ場(やんば)ダムの建設にともなって移転されたもの。雄大なダム湖の景色とあわせて、この土地の歴史や移り変わりを感じられる味わい深いスポットですよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
電車でお越しの場合、川原湯温泉駅から滝までは徒歩で片道40分ほどかかります。真夏に歩いて向かう場合は、日中の暑い時間を避けて朝夕の涼しい時間帯を選び、熱中症対策として必ず水分補給のための飲み物を持参してくださいね。
| 住所 | 群馬県吾妻郡長野原町川原湯 |
| アクセス(電車・バス) | JR吾妻線「川原湯温泉」駅から徒歩約40分(不動大橋までは車が便利) |
| アクセス(車)・駐車場 | 関越自動車道「渋川伊香保IC」から約1時間/不動大橋周辺の駐車スペース(要確認) |
| 所要時間の目安 | 20〜30分(不動大橋から眺める場合) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料 |
| 地図 | Googleマップで開く |
5. 浅間大滝(長野原町)急坂なしで歩ける、浅間高原いちばんの滝

浅間高原で最大スケール!歩いて5分の「魚止めの滝」とあわせて楽しむ
北軽井沢にある「浅間大滝(あさまおおたき)」は、浅間高原エリアでいちばん大きな滝です。うれしいポイントは、同じ駐車場を起点にして2つの絶景を楽しめること。上流側に向かえば大迫力の「浅間大滝」、下流側に5分ほど歩けば3段になって美しく落ちる「魚止(うおどめ)めの滝」が現れます。1回の散策で2つの滝に出会えるなんて、ちょっとお得な気分になりますよね。
サクッと15分!急坂ゼロで気軽に行けるひんやり絶景ドライブ
浅間大滝のいちばんの魅力は、遊歩道に急な坂がないこと。滝壺のすぐ近くまで平坦な道が続くので、小さなお子さんやご年配の方でも無理なく滝まで行けるんですよ。木立の下を歩くため強い日ざしも避けられ、水音が近づくにつれて空気がしっとり冷たくなっていくのを肌で感じられます。北軽井沢の高原ドライブの途中に、ふらっと車を降りて15分だけ涼む。そんな気軽な立ち寄り方がぴったりなスポットです!
【お出かけ前のポイントと注意点】
駐車場は未舗装となっています。また、滝壺周辺の岩場は水しぶきで濡れており大変滑りやすいため、足元には十分注意し、水際に近づきすぎないようお気をつけください。急な坂はありませんが、安全のためにスニーカーなど歩きやすい靴でお出かけするのがおすすめです。
| 住所 | 群馬県吾妻郡長野原町北軽井沢 |
| アクセス(電車・バス) | JR吾妻線「万座・鹿沢口」駅から車で約25分(公共交通のみでの到達は困難) |
| アクセス(車)・駐車場 | 上信越自動車道「碓氷軽井沢IC」から約50分/未舗装の無料駐車場あり(台数は要確認) |
| 所要時間の目安 | 20〜30分(魚止めの滝もあわせて30分〜45分) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料 |
| 地図 | Googleマップで開く |
6. 小中大滝(みどり市)落差96m、階段式の吊り橋を渡って会う県内最大級の滝

落差96mの圧巻スケール!大自然に水音が響く県内最大級の滝
群馬県みどり市東町にある「小中大滝(こなかおおたき)」。みどり市と群馬県の観光公式サイトがそろって「落差96mを誇る群馬県内最大級の滝」と紹介するダイナミックな名瀑です。山あいの静かな場所にあり、周囲に響き渡るのは迫力ある滝の音だけ。例年4月から11月上旬にかけてが見頃とされていて、特に夏はたっぷりの水量が期待できるベストシーズンなんです!
最大傾斜44%!世にも珍しい「階段式の吊り橋」でスリルと涼風を
この滝に会うためには、ちょっとした冒険が待っています。それが、真っ赤な「けさかけ橋」。群馬県の公式サイトでも「最大傾斜44%、世にも珍しい階段式の吊り橋」と紹介されていて、なんと橋全体が階段になっているんです! 行きは下り、帰りは上り。スリル満点の橋を渡っているあいだは、谷間を吹き抜ける風がまっすぐ通り抜け、かいた汗も一気に引いていきますよ。
駐車場から源太橋を経由し、この吊り橋を渡り切った先で96mを落ちる水音に包まれる体験は、夏にはたまらない贅沢な時間です。秋の紅葉シーズンも素晴らしい絶景が広がるのでおすすめですよ。
【お出かけ前のポイントと注意点】
現地までのアクセス道路は道幅が狭く、陥没や落石に注意が必要な箇所があるため運転には十分ご注意ください。また、山中のため携帯電話が圏外になる場合が多いので、事前にスマートフォンの地図アプリでデータを保存(オフラインダウンロード)しておくと安心です。駐車場は10台程度と少なめです。帰りは「けさかけ橋」の急な階段を上ることになるため、体力に余裕を持ち、必ず水分補給用の飲み物を持参してお出かけくださいね。
| 住所 | 群馬県みどり市東町小中 |
| アクセス(電車・バス) | わたらせ渓谷鐵道「小中」駅から徒歩約120分(実質、車でのアクセスが前提) |
| アクセス(車)・駐車場 | 北関東自動車道「太田藪塚IC」から車約80分/駐車場10台 |
| 所要時間の目安 | 40分〜1時間(けさかけ橋を渡って往復) |
| 開放時間・料金 | 見学自由・無料(見頃は4月〜11月上旬) |
| 地図 | Googleマップで開く |
夏に群馬の滝をめぐるコツ|裏見・木陰・高原
いちばん涼しいのは「滝の裏」
群馬の夏の切り札は、渋川市の棚下の不動滝です。滝の裏の崖が崩落して洞窟になっているため、落ちてくる水を内側から見上げられるのがこの滝の特別なところ。水音が洞窟に反響して、まわりの空気がまるごと冷えたように感じられます。ただし滝の裏は濡れて滑りやすいので、サンダルではなく歩きやすいスニーカーで。駐車場も未舗装なので、その点も見込んでおいてくださいね。
歩く滝と、車を降りてすぐの滝を組み合わせる
同じ「涼しい滝」でも中身はけっこう違います。谷底まで下る嫗仙の滝(片道20分・帰りは上り30分)や、遊歩道を1周する吹割の滝(約1時間)はしっかり歩くタイプ。反対に、不動大橋から眺める不動の滝や、急坂のない浅間大滝は、車を降りてすぐ涼めます。小中大滝は「行きは下り、帰りは上り」の階段式吊り橋なので、体力の配分だけ気をつけて。歩く滝を午前中に、歩かない滝を日ざしの強い時間に振り分けると、1日がぐっと過ごしやすくなりますよ。
温泉とセットにするなら「歩いてから湯」の順番で
草津・川原湯・北軽井沢と、群馬の滝は高原の温泉地の近くに点在しています。せっかくなので温泉とあわせたいところですが、順番は「滝を歩いてから温泉」がおすすめ。とくに嫗仙の滝は帰りが上り坂なので、湯上がりに登るとせっかくの湯冷ましが台無しになってしまいます。なお小中大滝の周辺は携帯電話が圏外になる場合があるので、地図は出発前に保存しておくのがおすすめです。そして山の天気は変わりやすいもの。上流で雨が降ると、自分のいる場所は晴れていても川の水位が急に上がることがあります。空が急に暗くなってきたり、水が濁ってきたら、迷わず水辺から離れてくださいね。
群馬の滝に関するよくある質問
Q1. 夏に群馬で滝を見に行くなら、どこがおすすめですか?
いちばん涼しさを体で感じられるのは、渋川市の棚下の不動滝です。滝の裏が洞窟になっていて、落ちてくる水を内側から見上げられる「裏見の滝」だからです。歩く時間を短くしたいなら、急坂のない浅間大滝(北軽井沢)か、不動大橋から眺められる不動の滝(川原湯)。しっかり歩いて涼みたいなら、谷底まで下る嫗仙の滝(草津)や遊歩道を1周する吹割の滝、階段式の吊り橋を渡って落差96mに会いに行く小中大滝(みどり市)がぴったりですよ。
Q2. 群馬で「裏見の滝」が見られるのはどこですか?
渋川市赤城町の棚下の不動滝です。渋川市の案内によると、滝裏の崖が崩落して洞窟になっているため、裏側から滝を見ることができます。落差37mで日本の滝百選にも選ばれています。遊歩道は令和元年6月の大雨で全面通行止めになりましたが、令和2年8月1日に新しい遊歩道が開通しました。
Q3. 子ども連れでも行きやすい滝はどこですか?
北軽井沢の浅間大滝がいちばん歩きやすいです。遊歩道に急な坂がなく、滝壺の近くまで平坦な道が続くので、小さなお子さんや年配の方でも無理なく歩けます。同じ駐車場から5分ほど下流に魚止めの滝もあるので、2つセットで楽しめますよ。不動の滝も不動大橋から眺められるので、歩く距離を抑えたいときの選択肢になります。反対に嫗仙の滝は帰りが上り坂で30分ほどかかり、小中大滝も帰りが階段式吊り橋の上りになるので、小さいお子さん連れだと少し大変かもしれません。
Q4. 日本の滝百選に選ばれている群馬の滝はどれですか?
群馬県内の日本の滝百選は吹割の滝(沼田市)・棚下の不動滝(渋川市)・常布の滝(草津町)の3本です。このうち吹割の滝と棚下の不動滝は本記事で紹介しています。常布の滝は、草津町が落石の危険を理由に「常布の滝コース」を閉鎖しているため現在は近づくことができず、今回の6選には含めていません。なお県内最大級の落差96mを誇る小中大滝(みどり市)は滝百選には入っていませんが、迫力では引けを取りませんよ。
Q5. 冬でも滝を見に行けますか?
スポットによって事情が違います。吹割の滝の遊歩道は12月中旬から3月下旬まで冬期閉鎖になるので、この期間は近づけません。一方で長野原町の不動の滝は冬に氷瀑となることで知られていて、冬ならではの見どころがあります。ただし群馬の山間部は積雪・路面凍結があるので、冬に車で向かうなら冬用タイヤやチェーンの準備を。通行状況は変わることがあるので、お出かけ前に各自治体・観光協会の公式サイトでご確認くださいね。
まとめ|暑い夏こそ、群馬の滝めぐりへ
今回は、夏でも涼しく過ごせる群馬の滝を6か所ご紹介しました。滝の裏の洞窟から水のカーテンを見上げられる棚下の不動滝、岩盤の裂け目に水が吸い込まれていく吹割の滝、階段式の吊り橋を渡って会う県内最大級・落差96mの小中大滝、草津の谷底に隠れた嫗仙の滝。同じ滝でも、涼み方はそれぞれ違うんです。気になる涼み方から選んでみてくださいね。
歩く滝と歩かない滝を組み合わせて、日ざしの強い時間をうまくかわすのがコツ。温泉とあわせるなら「滝を歩いてから湯」の順番がおすすめですよ。
通行状況・営業時間・料金は変わることがあります。本記事は2026年7月時点で確認した情報をもとにしていますので、お出かけ前に各施設・自治体・観光協会の公式サイトで最新情報をご確認くださいね。とくに吹割の滝の遊歩道は冬期閉鎖と夜間通行止めがあります。
水しぶきに包まれるひとときは、山が近い群馬ならではの涼しさ。この夏いちばん涼しい思い出を探して、週末の小さな旅に出かけてみませんか。
気になる滝は見つかりましたか?
暑い夏だからこそ、大自然の滝から涼とパワーをもらいたいですよね。
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