京都府で子宝・安産を願うなら、敷地神社(しきちじんじゃ・わら天神宮)や御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)などがおすすめです。
この記事では、京都府で子宝・安産にご利益があるとされる神社5選を、由緒・ご祭神・お守り・参拝するポイントとあわせてわかりやすく紹介します。安産お守りで名高い社から子授けの霊石で知られる古社まで揃う京都ならではの神社を厳選しましたので、自分や家族、大切な人の願いに合う参拝先がきっと見つかりますよ。

京都府の子宝・安産神社おすすめ5選

神社名ちゅうもく度
敷地神社(わら天神宮)S
御香宮神社A
梅宮大社A
市比賣神社A
岡崎神社B
※この記事は、記事作成時点の「ちゅうもく度」をもとに作成しているため、最新の情報と異なる場合があります。「ちゅうもく度」は、神社への注目・関心の高さをユーザーの行動をもとに可視化した指標です。

敷地神社(わら天神宮)(北区)

稲わらのお守りで名高い、京都を代表する安産の社「わら天神」

敷地神社(しきちじんじゃ)は、京都市北区の金閣寺・龍安寺・仁和寺を結ぶ観光道路「きぬかけの路」沿いに鎮座する、京都を代表する安産の社です。古くから稲わらで編んだ籠で神饌(しんせん)を捧げ、抜け落ちたわらを安産を願う妊婦が持ち帰ったことから、「わら天神」として親しまれてきました。その起源は、平安京が造られる前からこの地(衣笠)に降臨したとされる「北山の神(地主神)」にさかのぼります。
その後、応永4年(1397年)に足利義満が金閣寺を建てる際、神様を現在の場所へ移し、神社の名前を「敷地神社」と定めたと伝えられています。主祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)で、火を放った産屋の中で無事に出産したという神話から、「安産の神」として信仰を集めてきました。最大の特徴は、安産お守りに稲わらが納められていること。授かったわらに節があれば男の子、節が無ければ女の子が生まれるという言い伝えで知られます。境内社の六勝神社は必勝・合格・開運の守護神としても信仰され、安産祈願とあわせて参拝したい一社です。

※神饌(しんせん)とは、神様へお供えするお食事のことです。お米やお水、旬の食材などを並べ、日々の感謝を伝えます。

敷地神社(わら天神宮)

住所京都府京都市北区衣笠天神森町10
アクセス市バス「わら天神前」下車、徒歩約2〜3分(15・50・55・101・204・205号系統などが停車)。嵐電北野線「北野白梅町」駅より徒歩約15分
営業時間受付 8:30〜17:00

御香宮神社(伏見区)

日本一の安産の神様」神功皇后を祀る、伏見の名水神社

御香宮神社(ごこうのみやじんじゃ)は、京都市伏見区に鎮座し、「御香宮(ごこうぐう)」と呼ばれる伏見の名社です。貞観4年(862年)に境内から香りのよい水が湧き出る吉兆があり、清和天皇からその瑞祥にちなんで「御香宮」の名を賜ったと伝わります。主祭神は神功皇后。身重(みおも)のお体でありながら海を渡って遠征をやり遂げ、無事に帰還してから応神天皇をご出産されたという伝説から、「日本一の安産の神様(日本第一安産守護之大神)」として親しまれ、安産や子育てを見守ってくれる心強い神様です。安産祈願の吉日である「戌(いぬ)の日」になると、これからママになるたくさんの妊婦さんやご家族がお参りに訪れます。そして、社名の由来となった「御香水」は昭和60年(1985年)に環境省の名水百選に認定された京都市内有数の名水で、古くから病気平癒の言い伝えも残ります。国の重要文化財に指定されている本殿は、慶長10年(1605年)に徳川家康が建てたものなんです。色鮮やかな「桃山建築」の美しさが目を引きますよ。さらに、表門も伏見城から移築されたと伝わる貴重な文化財です。安産祈願はもちろん、境内での「名水めぐり」も一緒に楽しめる神社です。

※吉兆(きっちょう):良いことが起こる前触れや、縁起の良いサインのこと。

御香宮神社

住所京都府京都市伏見区御香宮門前町174
アクセス近鉄京都線「桃山御陵前」駅より徒歩約5分/京阪本線「伏見桃山」駅より徒歩約4〜5分/JR奈良線「桃山」駅より徒歩約5〜7分
営業時間境内参拝自由(無料)/社務所 9:00〜16:00/ご祈祷受付 9:00〜15:30/御香水の取水 7:00〜19:00

梅宮大社(右京区)

子授けの霊石「またげ石」と檀林皇后の伝承が残る、橘氏の氏神

梅宮大社は、京都市右京区に鎮座する橘氏の氏神で、創建は奈良時代と古く、橘諸兄(たちばなのもろえ)の母である県犬養三千代(あがたのいぬかいのみちよ)が、酒解神(さかとけのかみ)らを祀ったのが始まり(創祀)とされています。その後、平安時代に入り、嵯峨天皇の皇后である檀林皇后(だんりんこうごう / 橘嘉智子:たちばなのかちこ)によって現在の地へと移されました。この神社でお祀りされている神様の中に、神話で「一夜にして赤ちゃんを身ごもった」と伝わる女神さま(木花咲耶姫命:このはなさくやひめのみこと)がいらっしゃいます。そのため、古くから子授けや安産の神様として信仰を集めてきました。
特に有名なのが、本殿の東側にある「またげ石」。なかなか子宝に恵まれなかった檀林(だんりん)皇后が祈願をして、見事に男の子を授かったという奇跡の石です!現在も、ご祈祷を受けたご夫婦だけがこの石をまたぐことができるというならわしが残っています。また、皇后さまの安産にあやかった「産砂(うぶすな)」という白い砂の安産お守りも人気です。
安産祈願だけでなく、実はお酒の神様(日本三大酒神神社のひとつ)としての顔も持つ梅宮大社。梅やあじさいなど四季の花々が美しく、人懐っこい猫たちに出会える「猫がいる神社」としても愛される、見どころたっぷりの癒やしスポットです。

梅宮大社

住所京都府京都市右京区梅津フケノ川町30
アクセス市バス「梅宮大社前」下車、徒歩約3分/阪急嵐山線「松尾大社」駅より徒歩約15分
営業時間境内参拝 6:30〜18:00(無料)/神苑 9:00〜17:00(受付終了16:30・拝観料 大人600円、要確認)

市比賣神社(下京区)

ご祭神はすべて女神!女性の守護と子授け・安産の都の社

市比賣神社(いちひめじんじゃ)は、京都市下京区の河原町五条のほど近くに鎮座する都の社です。その歴史はとても古く、延暦14年(795年)に桓武天皇が平安京遷都を行った際、左大臣の藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)が東市・西市の守護神として神様をお迎えしてお祀りしたのが始まりです。その後、天正19年(1591年)に現在の場所へ移転しました。本殿は京都御所の方角を向いて北向きに建っており、皇室からの崇敬も篤い由緒ある神社です。
この神社の大きな特徴は、お祀りされている五柱のご祭神がすべて女神様であることです。このことから「女人守護」の社として、女性のあらゆる願いにご利益があるとされ、全国からたくさんの参拝者が訪れます。
また、現代の「お食い初め」の発祥として知られる「五十日百日之祝(いかももかのいわい)」という行事も伝えられています。これは赤ちゃんの健やかな成長を願い、御神水でついたお餅を生後50日と100日目の子の口に含ませるという伝統的なものです。
境内には、歴代天皇の産湯に用いられたと伝わる名水「天之真名井(あめのまない)」が湧き出ています。ここに絵馬を掛けて御神水に手を合わせると、願い事が一つ叶うと言い伝えられています。愛らしいだるま型の「姫みくじ」など現代的な信仰のかたちでも人気を集めており、市街地からもアクセスしやすい、都市型の神社として親しまれています。

※五十日百日之祝(いかももかのいわい):神様のお水(御神水)で作ったお餅を赤ちゃんの口に含ませ、これからの元気な成長を祈願します。

市比賣神社

住所京都府京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入
アクセス京阪本線「清水五条」駅より徒歩約5分/市バス「河原町正面」下車、徒歩約2〜3分/JR京都駅より徒歩約15分
営業時間開門 7:00〜17:00/授与所 9:00〜16:30/ご祈祷受付 9:00〜15:00

岡崎神社(左京区)

子だくさんなうさぎが神様のお使い。子授け・安産で大人気の「うさぎ神社」

京都市左京区にある岡崎神社は、「東天王 岡﨑神社(ひがしてんのうおかざきじんじゃ)」と呼ばれていた歴史ある神社です。延暦13年(794年)の平安京遷都に際し、都を守るために四方に建てられた社の一つで、都の東、つまり「卯(うさぎ)の方位」に鎮座することから「東天王( ひがしてんのう)」と呼ばれています。
ご祭神は、速素戔嗚尊(すさのおのみこと)と奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)という夫婦の神様と、その御子神たちです。この夫婦神がたくさんのお子さんに恵まれたことが、子授けの由来とされています。治承2年(1178年)には高倉天皇の中宮(お妃さま)のご出産にあたり、安産祈願の幣帛(へいはく:神様へのお供え物)が賜られたと伝わるほど、古くから安産信仰を集める社です。
そして、岡崎神社の大きな見どころが境内のあちこちにいる「うさぎ」です。かつて境内の一帯が野うさぎの生息地だったことや、かつて子だくさんなうさぎが氏神様の使いとされてきたことから、子授けや安産の象徴として信仰されてきました。手水舎にある「子授けうさぎ像」は、水を掛けてお腹をさすって祈願すると、子宝や安産にご利益があると言われています。
本殿前の「狛うさぎ」や「招きうさぎ」、白とピンクの愛らしい「うさぎみくじ」、うさぎ絵馬など、境内はまさにうさぎ尽くしなんです!近年は「うさぎ神社」としてSNSでも人気を集めているんだとか。平安神宮や南禅寺など、岡崎・東山の名所からも徒歩圏内にあるため、観光とあわせてとてもお参りしやすいですよ。

※治承(じしょう):平安時代末期の年号です。治承2年は西暦1178年にあたり、今から800年以上も前の時代になります。

岡崎神社

住所京都府京都市左京区岡崎東天王町51
アクセス市バス「岡崎神社前」(32・203・93・204系統)または「東天王町」(5・51系統)下車すぐ/地下鉄東西線「蹴上」駅・京阪「神宮丸太町」駅も利用可
営業時間社務所・授与所 9:00〜17:00

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今回は、京都府の子宝・安産にご利益のある神社をテーマに、神社5社をご紹介しました。
安産お守りで知られるわら天神宮を筆頭に、日本第一安産守護之大神・神功皇后を祀る御香宮神社、子授けの霊石「またげ石」で有名な梅宮大社など、赤ちゃんを授かりたいという願いや戌の日の安産祈願にぴったりの参拝先がきっと見つかったはずです。
行動することできっと未来は変わっていくはずです。ぜひ参拝に訪れてみてくださいね!

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