田京駅から歩いて届く白山堂地区に、地域の暮らしに寄り添うように静かに鎮座しています。観光色の強い社寺というより、地元の祈りの場として受け継がれてきた小さな社で、素朴な境内には赤や緑の彩りがのぞきます。菊理媛命(きくりひめのみこと)に結びつく良縁成就や、蚕の神様として語られる生業守りに心を寄せて訪れる人もいるようです。本殿だけでなく西側の荒神・雷神の社や石碑群まで合わせて見ると、この土地に重なった信仰が感じやすく、10〜15分ほどで落ち着いて回れます。御朱印や授与品の公式情報は見当たらないため、駅から歩いて静かに手を合わせたい日に向く一社です。