東京都千代田区外神田に鎮座する神田神社(神田明神)は、江戸の総鎮守として千年以上にわたって都心を見守ってきた、商売繁盛・縁結び・厄除けで知られる名社です。近年は秋葉原に近い立地から「IT 情報安全祈願」の神社としても親しまれていて、ビジネスパーソンやエンジニアの参拝も増えています。
ただ、神田明神に向かおうとすると、最寄り駅が複数あって「結局どこから歩くのがいいの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。御茶ノ水・末広町・秋葉原と候補が分かれていて、距離も微妙に違うんです。
本記事では、神田神社(神田明神)への行き方を電車・徒歩・タクシー・車の 4 パターンに分けて、それぞれおすすめの最寄り駅やルート、駐車場情報まで詳しくご紹介します。参拝のついでに秋葉原や湯島聖堂を巡るプランも組みやすいので、ぜひ参考にしてくださいね!
神田神社(神田明神)について

神田神社(通称:神田明神)は、社伝によると天平 2 年(730 年)に創建されたと伝わる東京有数の古社です。江戸城の表鬼門の守護神として徳川家康公にも厚く崇敬され、江戸幕府が祀る「江戸総鎮守」として、神田・日本橋・秋葉原・大手町・丸の内一帯の 108 町会を氏子とする、まさに東京の中心を守るお社です。
ご祭神とご利益

神田明神には三柱の神様がお祀りされています。
- 一之宮:大己貴命(おおなむちのみこと)=だいこく様。縁結びのご神徳で知られます
- 二之宮:少彦名命(すくなひこなのみこと)=えびす様。商売繁盛のご神徳で広く崇敬されています
- 三之宮:平将門命(たいらのまさかどのみこと)。除災厄除・勝負運の神様として親しまれています
「だいこく様」「えびす様」「まさかど様」の三柱が揃って祀られているのは、全国でも珍しいです。それぞれのご神徳が重なっているからこそ、縁結び・商売繁盛・厄除けと多方面でご利益を授かれるとされています。
強運伝説と江戸総鎮守としての由来

神田明神は将門公をお祀りしていることから、「勝負運」「除災招福」の信仰が篤いことで知られています。江戸期には「江戸城総鎮守」として徳川将軍家の崇敬を受け、神田祭は将軍・御台所も上覧した「天下祭」として江戸庶民に親しまれ、現在も 2 年に 1 度盛大に斎行されています。秋葉原に近いという立地から、近年はIT 情報安全祈願を行う神社としても全国的に注目されています。
おすすめのお守り・御朱印
神田明神のお守りはバリエーション豊かなのが特徴です。代表的なものは以下のとおりです。
- 商売繁盛のお守り — えびす様のご神徳が宿る、ビジネスパーソン定番のお守り
- えんむすび守 — だいこく様のご神徳、恋愛・人間関係の良縁を願う方に
- IT 情報安全御守 — エンジニア・IT 企業に大人気。神田明神ならではの授与品です
- 勝守 — 将門公のご神徳、勝負ごと・受験・スポーツに
御朱印も通常のものに加え、神田祭の時期限定など季節限定の御朱印が頒布されることがありますので、参拝の際にぜひチェックしてみてくださいね。
参拝時間・社務所
- 境内参拝:24 時間自由参拝可能
- 御朱印・お守り授与所:9:00〜17:00(年中無休)
- 祈祷受付:午前 9 時〜午後 3 時 45 分(状況により変更の場合あり)
神田神社(神田明神)の基本情報

| 住所 | 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2 |
|---|---|
| アクセス | JR御茶ノ水駅 聖橋口より徒歩 5 分/東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅より徒歩 5 分/東京メトロ銀座線 末広町駅より徒歩 5 分/JR・東京メトロ 秋葉原駅より徒歩 7 分 |
| 参拝時間 | 境内自由参拝(24 時間)/授与所 9:00〜17:00 |
| 電話番号 | 03-3254-0753 |
| 公式サイト | https://www.kandamyoujin.or.jp/ |
【電車】神田神社へのアクセスは電車がベスト

神田神社の周辺には複数の路線・駅が集まっているため、電車でのアクセスが最も便利でおすすめです。どの駅から歩いても 5〜7 分ほどで到着できるので、ご自身が利用しやすい路線に合わせて選んでくださいね。
① JR御茶ノ水駅 聖橋口(徒歩約 7 分)
JR 中央線・総武線が乗り入れる御茶ノ水駅の「聖橋口」が、最もポピュラーな最寄り駅です。改札を出て聖橋を渡り、湯島聖堂を右手に見ながら進むと神田明神の朱塗りの隨神門が見えてきます。途中で湯島聖堂にも立ち寄れるので、散策コースとしてもおすすめです。
② 東京メトロ丸ノ内線 御茶ノ水駅 1番口(徒歩約 7 分)
丸ノ内線でアクセスする場合は御茶ノ水駅の「1番口」が最寄りです。JR御茶ノ水駅の聖橋口と隣接しているので、地上に出てから聖橋を渡って湯島聖堂方面へ進めば、同じく徒歩 7 分ほどで神田明神に到着します。
③ 東京メトロ千代田線 新御茶ノ水駅 B1 出入口(徒歩約 7 分)
千代田線でアクセスする場合は新御茶ノ水駅の B1 出入口が便利です。地上に出てから本郷通りを北上し、湯島聖堂前を経由して神田明神へ。JR御茶ノ水駅とほぼ同じ距離・所要時間です。
④ 東京メトロ銀座線 末広町駅 3番出口(徒歩約 5 分)
銀座線を利用する場合は末広町駅が最寄りです。3 番出口を出て左方向へ進み、妻恋坂交差点を経由して神田明神下交差点へ。横断歩道を渡るとローソン神田明神店が目印になり、その先に神田明神の大鳥居が見えてきます。秋葉原電気街の北端に位置する駅なので、参拝のついでに電気街を散策するのも楽しいです。
⑤ JR秋葉原駅 電気街口/東京メトロ日比谷線 秋葉原駅(徒歩約 14 分)
遠方からの来訪なら秋葉原駅が分かりやすくておすすめです。JR をご利用の場合は「電気街口」から、東京メトロ日比谷線をご利用の場合も同じく徒歩約 14 分で到着できます。電気街口を出たら中央通りを北へ進み、万世橋交差点・昌平橋交差点を経由して神田明神下交差点を左折すれば、神田明神の入口に到着します。秋葉原を観光する予定がある方は、このルートが効率的です!
【徒歩】主要駅から神田神社へ歩いていく

都心からなら主要ターミナル駅から歩いて向かうこともできます。散歩がてら、東京の街並みを楽しみながら参拝に向かえるのも魅力です。
東京駅から徒歩約 30 分(約 2.3km)
東京駅丸の内北口から日本橋方面へ向かい、中央通りを北上していくと、約 30 分で神田明神に到着します。途中に日本橋・神田の老舗が点在しているので、グルメ巡りと組み合わせるのもおすすめです。少し距離はありますが、東京の歴史を感じながら歩ける贅沢なルートです。
上野駅から徒歩約 17 分(約 2.0km)
上野駅からなら、不忍池を経由して湯島・本郷台地を下っていくルートで約 17 分です。湯島天神や湯島聖堂を経由できるので、参拝のはしごをしたい方には特におすすめのコースです!
【タクシー】雨の日や荷物が多いときに便利

雨の日や、お子さま・年配の方とご一緒の参拝、荷物が多いときはタクシー利用が便利です。神田明神の隨神門前まで車で乗り付けることができるので、移動の負担を大きく減らせます。
なお、東京 23 区のタクシー運賃は初乗り 1.096km まで 500 円、以降 255m ごとに 100 円が基準です(深夜 22 時〜翌 5 時は 2 割増)。下記の料金は道路状況により上下しますので、目安としてご覧くださいね。
東京駅からタクシーで約 11 分(約 1,500 円前後・2.8km)
東京駅丸の内側からなら所要時間は約 11 分、料金は 1,500 円前後が目安です(距離は約 2.8km)。八重洲口・丸の内口どちらにもタクシー乗り場ありです。
秋葉原駅からタクシーで約 5 分(約 500 円前後・1.0km)
最も近いのは秋葉原駅です。電気街口を出た正面ロータリーがタクシー乗り場で、所要時間は約 5 分・距離も約 1km なので初乗り運賃(500 円)でほぼ到着できる最もリーズナブルなルートです。
上野駅からタクシーで約 5 分(約 800 円前後・1.2km)
上野駅広小路口・正面口にタクシー乗り場があります。所要時間は約 5 分・料金は 800 円前後、距離は約 1.2km です。
【車】神田神社の駐車場・近隣コインパーキング

車で神田神社に向かう場合、境内に参拝者専用駐車場がありますが、約 10 台と台数が限られているため、土日祝・お祭り期間は満車になりやすいです。混雑時は近隣のコインパーキングを併用するのがおすすめです。
① 神田明神 参拝者駐車場(境内)
- 所要徒歩:境内すぐ
- 料金:参拝者無料
- 台数:約 10 台
- 営業時間:9:00〜16:00
- 備考:神田祭・初詣期間は利用不可となる場合があります。鳥居をくぐり、隨神門右側の脇門から境内北側へ進むと駐車場入口があります
② 外神田・湯島エリアのコインパーキング(徒歩約 3〜5 分)
- 所要徒歩:神田明神まで徒歩約 3〜5 分
- 料金目安:30 分 300〜600 円/24 時間最大 2,000〜2,700 円前後
- 代表例:タイムズ湯島妻恋坂(徒歩約 2 分)、タイムズ湯島 2 丁目(徒歩約 3 分)、TNS 外神田 3 丁目(徒歩約 3 分)、損保会館駐車場、水林駐車場 など
- 備考:神田明神に最も近いエリア。観光せず参拝だけで済ませたい方におすすめです
③ 秋葉原中央通り周辺コインパーキング(徒歩約 5〜7 分)
- 所要徒歩:神田明神まで徒歩約 5〜7 分
- 料金目安:30 分 300〜500 円/24 時間最大は平日 2,000〜2,300 円・土日祝 3,000〜3,300 円(秋葉原 UDX パーキング・秋葉原ダイビル駐車場など)
- 備考:秋葉原電気街観光と組み合わせるなら、こちらのエリアに駐車するのも便利です。土日祝は最大料金が跳ね上がるので注意してくださいね
まとめ
神田神社(神田明神)への行き方は、電車・徒歩・タクシー・車の 4 つのパターンがありました。混雑を避けたい平日なら電車、雨の日や荷物が多いときはタクシー、家族でゆっくり向かうなら車と、シーンに合わせて使い分けてくださいね。
御茶ノ水・新御茶ノ水・末広町・秋葉原と最寄り駅の選択肢が豊富なので、ご自身の出発地から最もアクセスしやすい駅を選ぶのがおすすめです。湯島聖堂・湯島天神・秋葉原電気街など、神田明神周辺には魅力的なスポットが多いので、参拝とあわせてゆったり巡る一日のプランを組んでみてはいかがでしょうか。
江戸総鎮守として千年以上守られてきた神田明神で、商売繁盛・縁結び・厄除けのご神徳をぜひ授かってきてくださいね!

