こんにちは!Prism編集部のKです。
早速ですが、「白糸の滝」と聞いて、どこを思い浮かべますか?私は長野県軽井沢を思い浮かべます。私の中で存在している唯一の「白糸の滝」だったからです。ところが先日、大分県別府市に旅行に行った際に、「白糸の滝」を見つけました。そこで私は思いました。「『白糸の滝』っていくつあるねん」と。「なぜどこもかしこも『白糸の滝』と名付けるのだ」と。
言われてみれば、気になりませんか??
ということで、今回は私の疑問をゆる~く調査してみました。
「白糸の滝」って何?

まず、「白糸の滝」ってどんな滝なんでしょうか。
ざっくりいうと、落ちてくる水が細く美しい白い糸のように見える滝のことを指します。たとえば、高い岩壁から幾筋にも分かれて水が落ちてくると、本当に白い糸を何本も垂らしているように見えたりしますよね。そんな姿が、日本のあちこちで「これはまるで白糸だ!」と絶賛され、同じ名前がつけられるようになったんです。
歴史をたどると、鎌倉時代の将軍・源頼朝が和歌に詠んだ白糸の滝もあるとか。長い間、優雅な名前として親しまれてきたのが「白糸の滝」なんですね。
なぜ全国各地に「白糸の滝」が存在するの?
名前の由来

名前の通り、「白くて細い糸」をイメージしたのが「白糸」の由来。
見て瞬時に「なるほど!」と思えるほど、誰にでもわかりやすく、しかも美しい表現ですよね。だからこそ日本各地で愛され、一気に広まったのではないかと考えられています。
名付けの時代背景と文化的要因

昔はインターネットもなければ鉄道も道路も今ほど発達していないわけで、ちょっと遠く離れた地域なら同じ名前を付けてもさほど問題にならなかったんです。しかも「白糸の滝」なんて風流で分かりやすい名前、そうそう他に代わりはありません。
さらに明治の頃には、「名所や自然のスポットに素敵な名前を付けよう!」なんて動きが全国的にあったらしく、そのときに「白糸の滝」が続々誕生したという説もあるそうですよ。意外と単純な理由ですね!
全国に「白糸の滝」はいくつあるの?

確認できるだけでも20か所以上あると言われています。地域によっては観光地化されていない滝もあるそうなので、まだまだ“未発掘”の白糸の滝があるかもしれません。
有名な「白糸の滝」はどれ?
ここからは、たくさんある「白糸の滝」の中でも有名なスポットをご紹介します。
それぞれ個性はありますが、どれも「白糸」のように見える気がしますよね。
▼今回紹介する滝の一覧はこちら
| 地域 | 高さ/幅 | 特徴 | アクセス |
|---|---|---|---|
| 静岡県富士宮市 | 高さ20m/幅150m | 世界遺産構成資産 | 富士宮駅からバス30分 |
| 長野県軽井沢町 | 高さ3m/幅70m | 人工滝・ライトアップ | 軽井沢駅からバス30分 |
| 熊本県西原村 | 高さ20m | 平成の名水百選 | 肥後大津駅から車25分 |
| 岩手県西和賀町 | 高さ40m | ハイキングコース | 湯田庁舎から車・徒歩60分 |
| 佐賀県唐津市 | 高さ24m | 肥前の三滝・夫婦滝 | 唐津駅から車30分 |
| 大分県別府市 | - | 温泉水混じり | 別府駅から車15分 |
静岡県富士宮市

富士山のふもと、静岡県富士宮市にある白糸の滝は、全国トップクラスの知名度です。
高さ約20m、幅約150mの崖から、細い水の筋が無数に流れ落ちる様子は圧巻の一言。世界遺産「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産にもなっていて、国の名勝・天然記念物にも指定されています。
アクセスも富士宮駅からバスで約30分と行きやすく、年間70万人近くが訪れるといわれてるほどの人気スポットです。周辺には、富士山本宮浅間大社や田貫湖、音止めの滝など観光名所も盛りだくさんなので、日帰りでも十分楽しめちゃいます。
白糸の滝
長野県軽井沢町

軽井沢といえば避暑地で有名ですよね。その軽井沢にある白糸の滝は落差3m、幅約70mと、大きさは控えめ。川ではなく、地面(岩肌)から湧き出す水がそのまま滝になっているのが特徴なんです。
夜にはライトアップされるシーズンもあって、幻想的な光景が楽しめます。夏でも涼しくて、駅からバスに乗ればあっという間に到着するアクセスの良さも魅力的。軽井沢銀座商店会や雲場池(くもばいけ)など近くの観光スポットと合わせて巡る人が多いです。
私も実際に訪れたことがあるのですが、本当にその名の通り「白糸」がきれいに流れ落ちているかのようで、名前に納得できました。ちなみに、今回調べていて知ったのですが、実は昭和初期に人工で造られた滝だそうです!
白糸の滝
熊本県西原村

阿蘇のエリアにある白糸の滝は、「熊本県平成の名水百選」にも選ばれている穴場スポット。豊富な水量で落差20mから流れ落ちる様はまるで「白い糸」!滝壺の間近まで行けるのが魅力で、全身で浴びるマイナスイオンに癒されること間違いなしです。
白糸の滝
ここにもあった!意外と知られていない白糸の滝
岩手県西和賀町

女神山の麓にある落差40mの白糸の滝。周辺に「姥滝」「降る滝」などの滝が点在し、ハイキングコースとして人気。少し山道を歩くので、動きやすい服装で行きましょう。
「白糸」を通り越して「絹糸」のようですね!
白糸の滝
佐賀県唐津市

「肥前の三滝」の一つに数えられ、落差24mの柱状節理から白い糸が流れ落ちます。滝の周辺には石仏が安置されていて、どこか神秘的な雰囲気を漂わせています。
二条の水流が流れ落ちている姿から、「夫婦滝」とも呼ばれるそうですよ。
白糸の滝
大分県別府市

こちらは温泉水混じりの白糸滝があることで有名。近くには「白糸の滝温泉」という入浴施設もあって、滝を見ながら温泉に浸かれるなんて最高の組み合わせですよね。
白糸の滝
他にも同じ名前の観光地ってあるの?

神社や寺院も同じ名前をよく見ると思いますが、それは本社・本山からの分霊・分院されているケースが多いですよね。
滝だと「不動滝」や「夫婦滝」、山だと「黒岳」や「城山」も多いです。
それぞれ同じ名前がつけられている理由はあるのでしょう。
気になったらぜひ調べてみてください!
(今回の記事が好評だったら、シリーズ化も検討します(!?))
「白糸の滝」の数や同名が多い理由がわかった!
見事なネーミングセンスといえそうな「白糸の滝」、でもこんなに同じ名前ばかりだと迷っちゃいますよね。実際、地域ごとに滝の規模や雰囲気はぜんぜん違うので、「どの白糸の滝がお気に入りか」なんて話題で盛り上がるのも楽しいかもしれません。
滝は癒し効果も抜群ですし、各地のご当地グルメや温泉と組み合わせて巡ると、もっと旅の楽しみが広がります。もし滝めぐりが趣味の方がいたら、ぜひ「日本全国の白糸の滝制覇!」を目指してみてください。

それでは最後までお読みいただき、ありがとうございます!
晴れて、私の疑問は解消できました。
皆さんも、次の「白糸の滝」を訪れた際に、うんちくを披露してみてくださいね。
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